花巻市
- ・総合花巻病院
- ・もとだて病院
- ・総合花巻病院訪問看護ステーション
- ・こどものくに保育園
- ・花巻保健センター
- ・花巻市社会福祉協議会
長年にわたって現場で活躍する看護師を育成してきた
ハナカンの学びの特長を紹介します。
各学年で行う主な授業を紹介します。
タブレットを使用した授業
電子書籍が入っているタブレットを活用して、いつでもどこでも学習できます。映像や音声によって自宅での学習も効果的に行っています。
基礎看護学方法論Ⅰ
車いすを使用して安全に患者さんを移動する方法を学びます。看護師役と患者さん役に分かれ、患者さんを乗せた車いすを押して校内を移動します。曲がり角、エレベーター、廊下の段差など、車いす使用者の視点にたって安全な移動について学びます。
文学
文学の授業では、花巻市や総合花巻病院にゆかりが深い人物について学びます。宮沢賢治が教師をしていた花巻農学校跡にできた、ぎんどろ公園内を散策しながら説明を聞くことで感性をみがき、人間理解の幅を広げます。
文学
花巻市内にある宮沢賢治記念館や高村光太郎記念館などを訪問します。宮沢賢治の人生や作品に触れ、岩手県や花巻市への理解を深めます。5月には高村祭に参加し、花巻空襲で負傷者の救護にあたった病院職員や看護学生を讃えた「非常の時」を朗読します。
看護実習モデルを使用した演習
患者さんへの基本的な看護や、状態を知るために必要なアセスメントについて学ぶ演習です。聴診器の使い方や呼吸音の正常と異常の違いなどを学びます。
グループワーク
数名のグループに分かれ、課題に取り組みます。問題に対する解決方法を考え、周囲の人々に自身の考えをわかりやすく伝えることで、課題解決方法やコミュニケーションについて学びます。
プレゼンテーション
学生が与えられた課題について自分たちで調べ、他の学生に向けて調べた内容を発表します。課題に対する知識が深まるのと同時に、他者に自分の伝えたいことを発信するコミュニケーション能力も高めることができます。
外部講師による授業
隣接する総合花巻病院の医師による授業風景です。数多くの臨床を経験している講師が、実際の症例や経験談を身振り手振りで教えてくれるので、とても分かりやすい授業です。
実習前演習1
呼吸音聴取シミュレーター「ラング」を活用し、正常な呼吸音や疾病にともなう異常な呼吸音などの聴取について学び、患者さんの身体の診察、評価、判断をするための情報収集能力を高めます。
実習前演習2
モデル人形「ふくたろう」を患者さんにみたて、患者さんの身体をきれいにする清拭など、老年期の患者さんへの生活の援助を練習します。こうした経験を経て、外部での実習に臨みます。
臨地実習
看護学生にとって臨地実習は看護を実践的に学ぶ重要な授業です。特に3年生は、取得単位の80%以上を臨地実習が占めています。また、実際に患者さんを受け持つことで、その患者さんに必要な看護を学ぶことができ、コミュニケーションなどの現場で求められる力を身につけることができます。
実習先
ハナカンの実習は、総合花巻病院をはじめとする地域医療を担う総合病院や、保育園などで行われています。また、実習先が花巻市・北上市周辺にあり、ハナカンからも通いやすく、実習期間中でも学校で予習・復習などを行ったり、専任教員に相談したりすることができるなど、学生にとって良い実習環境を整えています。
花巻市
北上市
3年間かけて
「基礎分野」「専門基礎分野」「専門分野」
について学びます。
1年次では、教養科目と看護学の基礎について学びます。
2年次では、1年次で学んだ基礎に加えて、
各種の援助論と外部での実習に参加します。
3年次では、これまでの学びをベースに判断力・実践力を身につけます。